2022年12月20日 17:30
日韓合同ドラマ「コネクト」 三池崇史監督の世界観とチョン・へインのダークな演技が世界を魅了
で、先輩後輩という関係だった。それが今回、対等に睨み合う仲となったのだ。
シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで行われた「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2022」にて日韓合作プロジェクトドラマ「コネクト」の記者会見が開かれた際、俳優たちとイベントに登壇した三池監督は、「表面的にはハラハラドキドキするスリラーものですが、主人公の“人とは違う”というコンプレックスや個性のようなものから来る孤独との戦い、主人公が自分の能力を生かして前向きに生きていく姿を見せる人間ドラマという側面もあります」「自分としてはそういう人間ドラマに重点を置いて撮ったつもりです」と想いを語った。チョン・ヘインは、「僕は、監督と現場で"コネクト"できていたのではないかと思います」とコメント。作品に対する想いは国境を越えるものなのだと改めて実感させられた。
作中では、ドンスがたくさん怪我をすることになる。痛々しい。それでも、歩きながら再生していく演技は本当に“化け物”を見ているようだった。そんな“コネクト”を特別な能力として、お金にしたいという人が大勢いる。コネクト、ヤクザ、連続殺人犯、刑事の鬼ごっこのように、それぞれが相手を探して駆け回る。