2023年10月3日 12:00
トニー・レオン&アーロン・クォック『風再起時』、レスリー・チャン『夢翔る人/色情男女』レストア版ほか「香港映画祭」全7本発表
「四大天王」アーロン・クォックと、香港が世界に誇る俳優トニー・レオンの初共演が大きな話題となった。
本作でトニー・レオンが2023年アジア・フィルム・アワード最優秀主演男優賞を受賞したほか、『Mr.BOO!』シリーズで知られるベテラン俳優マイケル・ホイが汚職捜査機関「廉政公署(ICAC)」の委員を演じ、2023年香港電影金像奨最優秀助演男優賞を受賞。
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『ブルー・ムーン』※世界初上映
コンビニで働く娘、妻との別居を隠している息子、そして彼らの母。それぞれに秘密を抱える家族の再生を描く。2023年大阪アジアン映画祭で上映された『深夜のドッジボール』(2022)でヒロインを演じたグラディス・リーと、昨年香港で大ヒットを記録した『6人の食卓』で三男ルン役を演じたピーター・チャンが姉弟役に。2人を女手一つで育ててきた母親役に『最後勝利』(87)など80~90年代の香港映画で活躍したアイドル出身の俳優ロレッタ・リーが好演。
『7月に帰る』※日本初上映
香港の人気ボーイズグループ「MIRROR」のサブリーダーAKことアンソン・コンが主演を務めた、サスペンス色豊かなホラー映画。幼い頃から陰と陽の目を持ち、幽霊を見ることができるホンウィンは、ある日母親が自殺未遂をしたという知らせを受け、かつて暮らした家に戻る。