コン・リー&マーク・チャオからメッセージも『サタデー・フィクション』本編映像
ロウ・イエ監督最新作『サタデー・フィクション』よりメッセージ動画と本編映像が解禁された。
『ふたりの人魚』(00)、『天安門、恋人たち』(06)、『スプリング・フィーバー』(09)など、映画史に残る数多くの名作を世に送りだしてきたロウ・イエが、太平洋戦争開戦前夜の上海を舞台に、スパイたちの攻防を描いた本作。
この度解禁された本編映像は、オダギリジョーと中島歩扮する日本海軍の重要人物が狙われるシーン。
太平洋戦争前日の1941年12月6日土曜日、ある理由から日本側と中国側の双方から命を狙われ逃亡を図るユー・ジン(コン・リー)の元夫ニイ・ザーレン(チャン・ソンウェン)。人混みを掻き分け突き進むも、追手に囲まれ銃弾を浴びてしまう。
その場に居合わせた古谷(オダギリジョー)と梶原(中島歩)も銃撃戦に巻き込まれ負傷し、騒ぎがおさまったあとにユー・ジンは古谷を連れてホテルの中に避難する。撃たれた古谷を見て「診療所へ運べ」と指示するホテルの支配人シュパイヤー(トム・ヴラシア)だが、その直後冷静に受話器をとり「計画どおり進行。古谷は診療所へ」とどこかに報告する。
実はシュパイヤーは欧州スパイで、同じスパイの仲間であるユー・ジンと古谷の拉致を計画していたのだった。