2024年1月1日 16:00
シネマカフェライターが選ぶ2024年映画期待作を発表
>>『猿の惑星 キングダム』あらすじ&キャストはこちらから
『Joker: Folie a Deux(原題)』
渡邉ひかる
傑作は1本の映画としてそっとしておくのが吉だが、これは非常に楽しみ。厄介で面倒臭いジョーカーのその後を知りたいし、ハーレイ・クイン=レディー・ガガにも期待しかない。2人で堕ちていくのかな? 2人にとっては堕ちることが昇ることにもなるのかな? ミュージカル要素が含まれるという噂も気になる。本当だとしたら、ガガはガガだし、ホアキンは『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のホアキンでもあるので絶対に最高。
※日本公開未定
© APOLLO
『ボーはおそれている』
黒豆直樹
“オデッセイ・スリラー”と謳っているけど、予告編を見る限りコメディでしょ! いや『ミッドサマー』だって、見ようによってはコメディだし…。っていうか何だ、オデッセイ・スリラーって! 過去2作(『ヘレディタリー/継承』、『ミッドサマー』)のメインビジュは泣き叫んでる顔のアップなのに、今回はホアキンの「まいったなぁ…」って顔なのね。観終わった瞬間、どんな感情に包まれるのか…?期待しかない!
>>『ボーはおそれている』あらすじ&キャストはこちらから
『インサイド・ヘッド2』
鴇田崇
およそシリーズもの続編の場合、前作とは無縁の新たなキャラクターが出て来る展開は定石ではありますが、思春期を迎えちょっぴり大人になった少女ライリーの頭の中に新たな感情<シンパイ>が現れるなんて、なんと素晴らしすぎるアイデア!しかも新たな感情はそれだけではないという、非常に現代的なテーマを描ける条件が揃い、ティーザー予告編を観ている限りでも傑作の予感がします。