2024年4月1日 15:05
『オッペンハイマー』ノーラン監督史上No.1&本年度洋画No.1のヒットスタート
映像は、国家的プロジェクト「マンハッタン計画」を率いたオッペンハイマーが「人々は恐れない、理解するまでは。世界は理解しない、それを使うまでは」と、独白する場面で幕をあける。
ノーラン監督は「オッペンハイマーの物語は壮大だ。本作を見た人々がそれを追体験し、より感情移入できるようIMAX®で撮影した」とコメント、天才物理学者の頭脳と心への没入へと誘う。撮影監督のホイテマは、「IMAX®は雄大な景色を撮るのに適した規格だが、アップショットにも使ってみたかった。人の顔は風景のように入り組んでいて奥深い。どうしたらIMAX®カメラで人物のアップを撮れるか考えた」と明かし、オッペンハイマーの複雑な心中を表現するキリアン・マーフィーの撮影シーンが紹介されていく。
ノーラン監督による脚本を基に、主人公オッペンハイマーの主観パートをカラーで撮影、ロバート・ダウニー・Jr.が演じるルイス・ストローズを軸とした場面はモノクロで描かれている本作。
製作総指揮のトーマス・ヘイスリップは、2つの視点で描く試みについて「クリス(クリストファー)は毎回限界に挑んでいる。この作品の鍵はカラーとモノクロの併用だ」