2011年2月8日 21:05
毎日映画コンクール授賞式 稲垣吾郎、極悪人役にSMAPメンバー「地が出てるね」
今後、もっと深く、愛情を持って、そして自分を磨いて映画に関わっていきたい」と真摯な表情で語り、会場の喝采を浴びた。そして、稲垣さん同様に「毎日新聞、良い新聞」と付け加え、再び会場は笑いに包まれた。
映画界の発展に貢献した女優に贈られる田中絹代賞を受け取った江波杏子は、デビュー当時の17歳のときに、田中さんが監督を務めた『流転の王妃』の撮影現場に行ったという思い出を語り、大女優の名を冠した賞の受賞を喜んだ。
そして、今年の本映画賞で、最高賞に当たる栄えある日本映画大賞に輝いたのは、妻夫木聡、深津絵里主演の『悪人』。壇上に上がった李相日監督は「役者を追い込み、彼らの力が大きな力になりました。全員で掴み取った作品なので、キャスト・スタッフを代表してこの賞をいただきます」と感慨深げにトロフィーを受け取り笑顔を見せた。
毎日映画コンクール受賞一覧
日本映画大賞:『悪人』
日本映画優秀賞:『春との旅』
監督賞:三池崇史(『十三人の刺客』)
外国語映画ベストワン賞:『息もできない』
男優主演賞:堤真一(『孤高のメス』)
女優主演賞:寺島しのぶ(『キャタピラー』)
男優助演賞:稲垣吾郎(『十三人の刺客』)