2014年7月4日 08:00
あなたの家計簿見せて! "給料減少時代"の家計診断 (55) 46歳パート、世帯月収44万円。あと10年、子供2人の教育費が厳しすぎる…
普通預金に計500万円も預けていらっしゃいますが、お子様名義のものなど、すぐに使わないお金は少しでも金利の良い定期預金に預け替えましょう。
お子様が成長すると支出が増えるばかりではありません。削減可能な支出もあります。例えば、お子様が受験期に入るとレジャー・旅行に出かける機会も減少すると考えられますので、その費用を自然に減らせるのではないでしょうか。それに伴い、これから車を買い替える場合は、燃費の良い小型車を選ぶことでガソリン代や車の税金、保険代等の維持費を減らすことも可能です。また、お子様が大学生になったら自分が使うスマホの通信費やお小遣いはアルバイトをして負担してもらう方法もあります。年子で教育費の負担が一度に来るのは大変ですが、見方を変えれば、苦しい時期が短く済み、その後の老後資金を貯めやすいとも言えます。お子様の教育費に目途が付いたら住宅ローンの繰り上げ返済を行うことでその後の家計状況も改善されます。
気を緩めずに頑張ってください。
(※画像は本文とは関係ありません)
<著者プロフィール>
(株)プラチナ・コンシェルジュ ファイナンシャルプランナー 福島佳奈美金融系SE(システムエンジニア)