2014年10月25日 11:00
何もない空中に立体映像が! - 未来館が空中描画装置の公開デモを実施
何はともあれ、その模様を動画で収めてあるのでご覧いただこう。500Hzのレーザーが使われているのだが、動画撮影に使用したムービーカメラは60fpsなので、像によってはちょっとうまくつながっていないものもあるがご了承いただきたい。1kHzのレーザーならもっとよく見えるということである。2回目のデモは別の角度から撮影しており、どの角度から見えても同じように見えることがわかるはずだ。
それから、今回は特にワイヤーフレームによる立体的な描画(画像10・11)ではなかったので、2次元のアニメーションに近い感じである。それでも、3次元的に動いていたり、描画する角度を変えていたりするので、3次元的に描画されているのは間違いなく、フラクタル的な表現になってしまうが、感覚的には2.5次元の画像といったところだろうか(動画1・2)。
さて、今回のデモを拝見してみた感想はというと、まず見えやすさだが、確かに輝度がとても高いので、屋外でもくっきり見える。ただし、当日は小雨がパラつくあいにくの天気だったので(画像12)、実際に快晴の時にどのぐらいハッキリと見えるのかは何ともいえないが、輝度が非常に高いので問題はないだろうと思われる。