くらし情報『「きかんしゃトーマス」の教育的効果とは? 研究機関が204話を分析』

2020年9月4日 21:00

「きかんしゃトーマス」の教育的効果とは? 研究機関が204話を分析

、「役に立つことと役割を果たすことの違い」(役割理解)、「友だちに指摘することは友だちを傷つけることではない」(他者への向き合い方)、「困難な状況であっても仕事を達成することの大切さ」(役割との向き合い方)など。各話で取り上げられる主題は、その回で中心を担うキャラクターの特性と密接に関係している。

「パーシーはパーシー」(第14シリーズ)では、ゴードンのようになりたいと思うあまり、「いつもの自分で良いということ」を前向きに捉えられていなかったパーシーだったが、トップハム・ハット卿からの言葉で「自分の良さ」を再認識。「自分らしくありたい」「そうあるべきだ」と感じ、自分を保つことができるように変容していく姿が描かれている。このように、ゴードンやトップハム・ハット卿との関わり方によって、自分のあり方を考え直すパーシーからは、周囲に溶け込んで同化していく「個のあり方」ではなく、自分らしさをもった存在として参加し、関わり合っていくことの大切さも示唆されている。

また、同研究では、「きかんしゃトーマス」に興味のある子どもの保護者を対象に質問調査(期間:2019年1月28日~2月15日対象人数:202名)

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