2015年2月7日 19:07
マカフィーの2015年事業戦略 - セキュリティトレンドはリスク保護からリスク管理へ
○2014年は最高のソリューションを提供することで10%成長を達成
マカフィーは2月6日、都内で2015年事業戦略説明会を開催。冒頭でジャン クロード・ブロイド社長は、「新聞を見たところ一面で取り上げられていた」と、セキュリティが世間のホットトピックになっていると切り出した。
インテルがマカフィーを買収して3年が経過したことにも触れつつ、インテルの決算と、その中でマカフィーが担当するIntel Securityグループの事業総括を述べた。
2014年は、Intel Securityグループとして年間売り上げが23億ドルと、二桁成長を遂げたいう。その背景として、業界で最高クラスのセキュリティソリューションを提供するだけでなく、複数の領域で製品が連携して対応する「Security Connected」戦略が浸透し、競合他社との差別化要因になったと分析した。
日本市場では、コーポレート事業向けとして主要企業に対するSOC(Security Operations Centers)構築支援や、公共事業と大企業に対するコンサルティング案件が増大したという。また、マカフィーのビジネスエコシステムにとっては、パートナーとなるシステムインテグレーターが重要な役割を担っているが、マカフィーソリューションに対する専門知識を高めたことで実績を上げた。