玉木宏、映画で和製"ホームズ"に! 「自分とは本当にかけ離れた人物」
俳優の玉木宏が主演する映画『星籠の海探偵ミタライの事件簿』(2016年公開)の会見が8日、撮影が行われている広島県福山市で行われ、玉木らメインキャストが参加した。
映画の原作は、福山市出身のミステリー作家・島田荘司氏による「天才探偵・御手洗潔」シリーズ。和製シャーロック・ホームズとも称される御手洗が登場する小説は、中短編合わせて49もの作品があり、これまで34年もの間ファンに愛され続けている。今回映画化される『星籠の海』は、島田氏が「天才探偵・御手洗潔が国内の事件を解決する最後の作品」と宣言するなど、シリーズの集大成とされている。
主演の玉木は、「撮影が始まって2週間くらいたちますが、原作『星籠の海』で描かれている福山の魅力を身に染みて感じながら、日々撮影をさせていただいています」とあいさつ。「御手洗潔という、自分とは本当にかけ離れた人物を演じることの難しさを痛感しています」と苦闘ぶりを語った。ヒロインの小川みゆきを演じた広瀬アリスは、「この作品は福山市のみなさんに支えてもらわないと撮影できなかった」と感謝の気持ちを述べた。
滝沢加奈子役の石田ひかりが「湖のような本当にきれいな瀬戸内海を眺めながら、この数日間過ごせたことがとてもいい思い出です」