くらし情報『高梨沙羅の五輪飛行まであとわずか、でもスキージャンプのルールをご存じ?』

2014年2月10日 19:36

高梨沙羅の五輪飛行まであとわずか、でもスキージャンプのルールをご存じ?

実際に計算してみよう。例えば、ソチ五輪の男子ノーマルヒル(K点=95m)で105mを出した場合の飛距離点は

60+10×2.0=80ポイント

となる。逆に85mしか飛べなかった場合は

60-10×2.0=40ポイント

というわけだ。

○飛型点って何?

次にジャンプの美しさや正確さ、着地姿勢を表す飛型点だ。飛型点は最高で60ポイントで、5人の審判員によって採点される。審判員は、ジャンパーの飛び出し直後から着地時までの一連の動きをジャッジ。「タイミングの正確さ」「連続動作の完璧さ」「着地後の安定性」などで飛型点を算出する。

5人の審判員は20点満点で、ジャンパーの飛型点が何点かを採点。
審判員が出した飛型点のうち、最高と最低の数値を除いた3つの数値の合計が、その選手の飛型点となる。

ただ、この飛型点は減点対象が数多く存在する。例えば、着地後に転倒ラインの手前で転倒してしまったり、着地後にテレマークを入れてなかったりすれば減点となる。

テレマークとは、着地するときに定められた姿勢のことを意味する。高い飛型点を得るには、着地の際に両足を前後に開き、腕を左右に上げた状態を維持してなければならない。

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