2015年7月13日 12:11
半身浴にダイエット効果はなし - 美肌に関する都市伝説を専門医がジャッジ
東京イセアクリニックはこのほど、「『美肌』に関する都市伝説を暴く! アンケート調査リリース」の結果を明らかにした。調査は6月15日~21日にかけて行い、122名から有効回答を得た。
今回、美肌に関するさまざまな都市伝説は、どのくらいの人が信じているのか調査を行った。また、その情報は医学的に正しいものなのか、同クリニック医師の三苫葉子先生が解説している。
「温泉は、美肌づくりのためによいと思う」については、「そう思う」が85.2%、「そう思わない」が14.8%だった。三苫先生は、「温泉ですべすべになる」と感じるのは、古い角質をはがし取る天然の「ピーリング効果」が原因だと指摘する。ただ、この"伝説"は必ずしも正解ではないという。
「一般的に、ピーリングは肌によいと思われがちです。
でも別名『美肌菌』と総称される『表皮ブドウ球菌』が住んでいる角質は、30分以上水分に触れれば『あか』となってはがれ落ちます。また『アルカリ性の強い水(温泉など)』では溶けてしまいます。そのため、温泉に入ると角質と一緒に美肌菌も流れ、減ってしまうのです」。
また、この美肌菌は「弱酸性」でないと生息ができないという。