くらし情報『祝儀袋のデザインとつかいかた (3) 結婚式を主催するときの「御礼」』

2015年7月21日 11:00

祝儀袋のデザインとつかいかた (3) 結婚式を主催するときの「御礼」

がついたタイプは除きましょう。

――お手伝いしてくれた友人から、乾杯の音頭を取ってくださった親戚・恩師など、内容がさまざまなので、表書きに迷ってしまうこともあるといいます。こういった用途の基本的な使い方について教えてください。

のし袋の形式は金額にもよりますが、「多当タイプ」と「万円袋タイプ」が主に使われています。多当とは、お金を包む形で三つに折ったもので、万円袋は封筒タイプのものです。多当、万円袋の使い分けについては、たとえば関東方面では多当タイプがよく使われるなど、各地域によって慣習の違いがあります。

表書きは、主賓の祝辞や乾杯の音頭をお願いした方や遠方からはるばる結婚式に出席してもらった方へは「御車代」「御車料」とします。また、司会や受付をお願いした方へは「お礼」「お心づけ」とする他、プリントされたもので「ありがとうございます」や「感謝」「こころばかり」など相手によって自分のお礼の気持ちを伝える言葉を選べるものも多くあります。
金額は、その人の労力や手間を考慮して、失礼のない金額をお渡ししましょう。たとえば、主賓・乾杯の発声をお願いした方には、「御車代」として10,000円~を目安にお渡しすることが多いです。

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