くらし情報『KDDIが富士山で取り組む「環境」と「エリア」、2つの"保全"』

2015年7月29日 18:00

KDDIが富士山で取り組む「環境」と「エリア」、2つの"保全"

これらは観光誘引施策として展開されているものの、決して行政主導ではなく、KDDIやWi2らの私企業が独自負担で行っている。トレステも外国人観光客が多く訪れており、よそでWi-Fiを利用する観光客の誘引と、富士山の登山口という"スポット"から、ほかのスポットへという相互送客のメリットもあるわけだ。

また近年、外国人観光客の急増が大きく報じられているが、御殿場口でもその傾向は変わりない。

「ボーイスカウト活動の関係から、スウェーデンの方が多いです。あとはアメリカや中東、ネパールの方もいます。全体の約1割が外国人で、日によってはほとんど外国の方というケースもあります。たまにビーチサンダルで途中まで登られる方が外国人にはいらっしゃるんですが、山から降りて来られた時、笑いながら足から血を出してます(苦笑)。登られる前に注意はしてるんですが……。


こうしたお客さま方にも対応できるよう、学生を含めて英語とフランス語、中国語、スペイン語が話せる人員を確保しています」(富士山ツーリズム御殿場実行委員会の山口 拓哉氏)

もちろん、この記事を読む読者は日本人がほとんどだが、KDDIらが提供するサービスのため、KDDIのデータ通信契約ユーザーであれば、これらのスポットはそのまま利用できる。

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