2015年9月5日 20:48
ソニー、IFA2015出展ブースレポート - コンパクトオーディオシステム「CAS-1」、車載プレーヤー「RSX-GS9」編
●大きな音を出せない自宅でもスピーカーで聴く喜びを
ドイツ・ベルリンで開催中の家電関連展示会「IFA2015」のソニーブースは、新スマートフォン「Xperia Z5」シリーズを中央に、その周囲をテレビやオーディオ、ゲーム、カメラが取り囲むように設置。メインの展示はXperiaだったが、ハイレゾオーディオの新製品が量・質ともに目立っている。本稿では、その中からコンパクトオーディオシステム「CAS-1」や車載プレイヤー「RSX-GS9」などを紹介する。
○コンパクトでも高級スピーカー並みの音を実現
「CAS-1」は、デスク上においてPCやスマートフォン、ウォークマンなどと接続して利用するコンパクトなオーディオシステム。アンプと左右のスピーカーで構成され、コンパクトながら良質な音を再生できるのが売り文句だ。ハイレゾ音源の再生に対応し、前面と背面に1基ずつUSB端子を備える。NFCとBluetoothを搭載し、スマートフォンからワイヤレスでの再生も可能。Bluetoothはソニー独自の高音質コーデック「LDAC」もサポートしている。
こうしたコンパクトなデスクトップオーディオシステムを開発した背景には、「大きな音を出せないため、音楽はヘッドホンで聴く」