2015年9月7日 13:21
リコー、IFA2015で「RICOH THETA S」を発表 - さらに高画質になった全天球カメラ
センサーの大型化と高画素化に加えて、6群7枚構成の新レンズは開放F値がF2.0と明るくなった。そのほか、画像処理技術も進化し、特に暗所での画質が向上。長秒時撮影によって低ノイズの夜景撮影も可能になったという。
基本的なデザインは踏襲しているが、写り込みなどにも配慮してボディはブラックに。現在の設定状況などを表示するLEDランプも設けた。
シャッターボタンを押せば撮影できる簡単操作は変わらないが、専用のスマートフォンアプリ「RICOH THETA S」経由でライブビュー撮影にも対応。無線LAN経由でスマートフォン・タブレットとRICOH THETA Sを接続し、ISO感度や露出補正をしつつ撮影できる。
動画撮影もRICOH THETA m15と同様に可能だが、従来の1回最大5分から最大25分(もしくは4GB)までに長くなり、フルHD(1,920×1,080ドット)/30fpsでの記録に対応した。
そのほか、無線LANモジュールを一新したことで転送速度が最大4倍まで高速化したとしている。また、micro HDMI端子も底面に追加された。
撮影や操作に使う専用アプリ「RICOH THETA S」