板尾創路、俳優として大活躍もブレない“芸人魂” 「演技は下手くそでいい」その真意とは?
「みなさん適材適所、その人にしかできないことが絶対あるはずで、自分にできることをやっていただけたらありがたい。そうすればどの作品もいいものになる」と関わるすべての人に感謝している。
こういった変化は、「経験と年齢」が大きいと自己分析。「僕も60歳に近いですから、いろんなものが見えてきて変わったのかな」。俳優としての経験も影響しているようで、「ドラマや映画はみんなで作るものだとひしひし感じ、そこで勉強させてもらったというのもあるかもしれません。コントや漫才は、自分で考え自分で演出して自分で演じる。自分が面白いと思うことをやらせてもらえた時代で、それでウケたらお金がもらえて、ダメだったら終わりというところで勝負していたので」と語る。
そして、「僕らの時代はみんな自分が一番だと思っていましたからね」と懐かしそうに振り返りつつ、時代に合わせて変化するのは「自然なこと」だと捉えている。
「昔と変わってなかったらこの世界にいない。長く活躍している人、長く愛される人は、ちゃんと時代の変化に対応なさっている方で、どの仕事もそうだと思います」
まさに今回、スマートフォン向けの縦型動画プロジェクト「VISION」