2015年10月15日 15:27
イマドキ「学童保育」はこんなにも進化しています (1) 東京都・東雲「キッズベースキャンプ」には施設内にクライミングコースが!
一昔前まで学童保育といえば公設のものがほとんどで、預かる学年も低学年までというのが多かった。一人で留守番ができるようになる年齢までの"一時しのぎ"という意味合いが強かった。しかし今では、「年間1600時間にも及ぶ放課後や長期休みの時間を有意義に過ごしてほしい」「ただの留守番はさせたくない」と、あえて民間学童を選ぶ家庭も増えているという。
○習い事への中抜けOK、1日単位のスポット利用も
「おかえりなさーい! 」。背中のリュックからテニスラケットをのぞかせた男の子が帰ってくると子どもたち全員が声をかけた。キッズベースキャンプでは預かり時間中に習い事への"中抜け"が可能だ。「キッズコーチ」(学童支援員)が、誰が何曜日に何の習い事かを把握していて、行きそびれのないよう声をかけてくれる。希望すれば送迎までお願いできる。
子ども達の学校は近隣6つの公立校、私立や国立小などバラバラだが、みんな仲良く活発に遊んでいる。時にはコーチも輪に入り遊びを盛り上げる。こんな和気あいあいとした雰囲気なのだから、常に固定メンバーなのだろうと思ったのだが、毎日通う子ばかりではないという。週2~3日、中にはその日だけのスポット利用の子もいるらしい。