くらし情報『知らないと損をする「お金と法律」の話 (18) 軽減税率に関する議論が盛ん、そもそも税の法律ってどのようにして決まるの?』

2015年11月19日 10:42

知らないと損をする「お金と法律」の話 (18) 軽減税率に関する議論が盛ん、そもそも税の法律ってどのようにして決まるの?

知らないと損をする「お金と法律」の話 (18) 軽減税率に関する議論が盛ん、そもそも税の法律ってどのようにして決まるの?
連載コラム『知らないと損をする「お金と法律」の話』では、アディーレ法律事務所の法律専門家が、具体的な相談事例をもとに、「お金」が絡む法的問題について解説します。

【相談内容】最近、軽減税率導入に関して少し気になったので、色々とニュースを見てみると、マイナンバーカードを活用する還付金案は撤回され、軽減対象の商品に印をつけ、税率ごとに計算をするという話を見つけました。軽減税率を導入する場合、2017年4月の消費税増税までに間に合うようにするための立法スケジュールというものはどのようになるのでしょうか。「税制大綱」という名前を聞きますが、そもそも税に関する法律はどのように決まっていくのでしょうか?

【プロからの回答です】

○軽減税率って何? 国民のメリットは?

最近、ニュースで耳にする「軽減税率」という言葉ですが、「イメージはなんとなく湧くけれど、いまひとつ制度の詳細は不明」という方も多いのではないでしょうか。

「軽減税率」とは、一般的に課される税率とは別枠として特定の物についてのみ低率で課される税率のことです。2017年4月に、消費税が現在の8%から10%に引き上げられる予定ですが、特に、低所得者層の生活費関連の負担が増大することが懸念されています。

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