2021年12月17日 11:30
多部未華子、デビュー20周年を控え「より一つ一つのお仕事を大切に」 女優としての転機も明かす
新キャラクターとして、本シリーズに初参戦した多部。前作を観て「かわいらしい赤ちゃんが活躍する上に、しっかりと家族愛も描かれている。グッときました」と心を動かされたそうで、今回のオファーにも「とてもステキなお話をいただいた。これは楽しそう! と思って参加させていただきました」と大喜び。
演じたボス・レディは、仕事とプライベートの両立を大切にするイマドキ女子。多部は「私も以前からボス・レディと同じ考えを持っていたので、とても共感ができた」そう。「強くてリーダー性もあって、それでいて仕事だけがすべてではないという考えを持っている。すごく今の時代に合った、現代的な女性像だなと思った」と話す。
多部にとって、洋画の吹き替えは今回が初挑戦。しかもスピーディーにおしゃべりをし、スクリーンを所狭しと動き回るようなボス・レディは、演じるにはかなりの難役だ。溌剌とした魅力とともにボス・レディを演じ切ったが、「これまでにも声のお仕事自体は何度かやらせていただいていて、難しいことは十分わかっていました」と口火を切りつつ、「でもボス・レディを演じるのは思った以上に大変でしたね」と苦笑い。「ものすごく早口で、周囲が納得する間も与えないうちに、次のことを話しているようなキャラクター。