くらし情報『メキシコの新鋭が病気の父を持つ少女の揺れ動く心描く『夏の終わりに願うこと』8月公開』

2024年5月19日 10:00

メキシコの新鋭が病気の父を持つ少女の揺れ動く心描く『夏の終わりに願うこと』8月公開

Photo by cinemacafe.net


第73回ベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞の『夏の終わりに願うこと』(原題:Tótem)が8月9日(金)より全国にて順次公開されることが決定。ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。

7歳の少女・ソルは、父・トナの誕生日パーティーのため祖父の家を訪ねる。病気で療養中の父と久しぶりに会えることを喜ぶソルだったが、身体を休めているから、となかなか会わせてもらえない。従姉妹たちと無邪気に遊びまわることも、大人たちの話し合いに加わることもできず、いらだちや不安が募るばかり。

やがて父との再会を果たしたとき、それまで抱えていた思いがあふれ出し、ソルは“新たな感情”を知ることになる。よろこび、悲しみ、希望、落胆。波打つ自身の感情の変化に戸惑いながらも、物語のラスト、少女が願ったこととは…。


メキシコの新鋭が病気の父を持つ少女の揺れ動く心描く『夏の終わりに願うこと』8月公開

1日を通して揺れ動く少女の心を瑞々しく描ききったのは、新鋭リラ・アビレス。「メキシコ映画界の新たなパイオニア(IndieWire)」とも評される彼女の最新作は、長編2作目ながらベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞し、東京国際映画祭ほか70以上の映画祭で上映。アカデミー賞国際長編映画賞のショートリストにも選出されるなど、世界中で注目を集めた。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.