くらし情報『投資していいのは「国債」「国内外投資信託」だけ!? - 経済評論家が語るお金を増やす上で「やってはいけないこと」【後編】』

2016年1月6日 07:30

投資していいのは「国債」「国内外投資信託」だけ!? - 経済評論家が語るお金を増やす上で「やってはいけないこと」【後編】

――結構減りますね……。「年金保険料を払っても意味ない」という理由で滞納している人もいると聞きます

山崎さん:年金の財源というのは現役世代からの厚生年金や国民年金だけでなく、税金からも賄われています。つまり、年金保険料を払わずにいて給付をもらえないと、自分の納税から年金に回る分損してしまいます。先ほどお話した確定拠出年金も、年金を払っていないと使うことはできません。

――公的年金を12-16万円受け取ると想定すると、自分ではどのぐらい用意しておけばいいのでしょうか?

山崎さん:95歳まで生きるとすると、年金生活をするのは「95歳-65歳=30年間=360カ月」となります。この「360」という数字を使って、今の貯金と老後のお金を繋いで計算するといいと思います。

――「360」で計算するとは?

山崎さん:「今お金が360万円あるとします。「360万円÷360カ月=月1万円」なので、月1万円ずつを公的年金から貰えるお金や老後に稼ぐお金に加えて、蓄えを取り崩して上乗せできるという計算になります。
仮に3,600万円貯めておけば、「3,600万円÷360カ月=月10万円」ずつ取り崩せる。

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