くらし情報『2016年度はIoTと5Gが注力テーマ - アナログ・デバイセズ馬渡社長』

2016年2月18日 16:51

2016年度はIoTと5Gが注力テーマ - アナログ・デバイセズ馬渡社長

通信インフラ市場では前年度に引き続きデータセンタに向けた100G光モジュール関連が好調さを維持するほか、馬渕氏は「400Gの開発案件がかなり出てきている。近い将来、400G光モジュールが市場に投入されるだろう」との見解を示した。

オートモーティブ市場では自動運転、CO2削減、ヒューマン・マシン・インターフェース分野での成長を目指す。同分野では2016年1月にはフォードがADI独自の車載オーディオバス技術「A2B」を採用したことでTier 1企業が追従することが予測されるなど、追い風が吹いている状況だ。

ライフスタイル市場は従来コンスーマと呼んでいた領域を指す。上述の通り、日本ではこの分野があまり元気では無いものの、馬渡氏は「高品位カメラやハイエンド・オーディオなどの市場が新しく芽生えてきている」と語り、今後新規アプリケーションを模索していくとした。ヘルスケア市場で同社はCT向けソリューションで高いシェアを誇っており、特にCTの高精度化および被曝量の低減に貢献する「ADAS1256」という商品が強みとなっている。また今後は血液採取を必要としない非侵襲生体モニタリング技術、医療システムのスマート化などにビジネスチャンスを見出しているという。

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