くらし情報『桂文枝、落語界の新たなスター発掘・育成が使命「それが吉本への恩返し」 さんまの落語家復帰も期待』

2022年4月13日 11:00

桂文枝、落語界の新たなスター発掘・育成が使命「それが吉本への恩返し」 さんまの落語家復帰も期待

●創作落語の新作にも意欲「400作に向けて頑張っていきたい」

文枝は、51年3カ月司会を務めたABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』を3月末で勇退。最終回から少し時間が経った今の気持ちを尋ねると、「ほっとしました」と安堵の表情を見せ、「病気で交代とかではなく、元気に終われてよかったなと。51年3カ月続けようとやってきたのではなくて、皆さんのおかげで続いたわけですから、本当にありがたかったなと思います」と感謝する。

文枝は創作落語で落語界を牽引し、その数306作。自身の誇らしい伝説エピソードを尋ねると、「創作落語を300作ったということですかね」と胸を張る。独自の笑いを生み出していく姿勢から後輩たちにも吸収してほしいと考えているが、まだまだ自身も新たな創作落語を生み出していくつもりだ。

「もっともっと面白い落語を作っていきたいと思いますし、そのためにいろいろ勉強していることもありますので、まだまだ新作を作り続けたい」と、78歳になっても創作意欲は衰えず。「これから400作に向けて頑張っていきたいと思います」と笑顔で話してくれた。


■桂文枝
1943年7月16日生まれ、大阪府出身。

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