2016年2月29日 12:01
年300回以上のUI変更は「小さな単位」のPDCAサイクルから - グルメサービス「Retty」UIの現在と今後
そのため投稿数を重視しておりまして、いかに、熱心なユーザーさんの方が投稿しやすい環境を作り、利用し続けていただけるかということを中心に置いています。
――スマートフォンアプリですと、数値が大きくなりがちなダウンロード数などを掲げる企業も多いですが、そうした数の大きさよりは、ユーザーのアクティブ性を重視している、というところでしょうか?
はい、そうですね。ユーザーさんの方に長く使っていただくことを第一目標として、UIの変更など、デザインの改良は進めています。その継続性を追うためのサブの指標として、デイリーのアクティブユーザーや、アプリのダウンロード数なども見ています。
また、弊社の特徴として、UIをはじめとしたインタフェースデザインについて、デザイナーだけでなくて、プランナーやエンジニアが一緒になってデザインを作っていく体勢を取っています。企画から制作まで順に工程が下りていく、いわゆるウォーターフロー開発の流れではなく、アジャイルで攻めていくという体勢です。
――セクションをまたいで、UIを検討していくのですね。
そうですね。
そういう意味では、職種間の境界はあまりないです。プランナー、デザイナー、エンジニアは例外なく、ユーザーが使いやすい状態をどうしたら達成できるか考えます。