くらし情報『南果歩、舞台復帰も「1日1日必死でした。2カ月前には考えられなかった」』

南果歩、舞台復帰も「1日1日必死でした。2カ月前には考えられなかった」

南果歩、舞台復帰も「1日1日必死でした。2カ月前には考えられなかった」

女優の南果歩が15日、東京・初台の新国立劇場で行われた主演舞台『鄭義信 三部作 Vol.3「パーマ屋スミレ」』の公開稽古に臨んだ。

劇作家で演出家の鄭義信が書き下ろした同舞台は、1960年代半ばの九州のとある炭鉱町で炭鉱事故に巻き込まれた在日コリアンの家族を描いたもの。2012年に新国立劇場で初演されて大きな話題を集め、今回はそのリバイバル公演。初演の演技で高い評価を受けた南果歩、根岸季衣らオリジナルキャストに加え、千葉哲也、村上淳といった実力派俳優も加わる。

南は「再演は望まないタイプなのですが、この作品だけはもう一度という気持ちが強く、4年経ってやっと再演することになりました」としながら、「大地に根をおろして生きている女性ということで、すごく魅力的でした。初演は東日本大震災の翌年に公演され、被災した方の応援歌ではありませんが、3.11のことが念頭にあってやっていましたので、今回奇しくも熊本の震災後ということで、見て下さった方々への投げ掛けだけでなく、私自身も生きることを見直す作品です」と話した。

その南が挑む同舞台は、3月11日に乳がんの手術を受けてからの復帰作となる。「術後2カ月しか経っていませんが、舞台を念頭に手術を早めに組みました。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.