くらし情報『阿部寛、苦難の若手時代を経てたどり着いた今 60代への期待も「役の幅が広がっていったら面白い」』

2022年9月14日 18:00

阿部寛、苦難の若手時代を経てたどり着いた今 60代への期待も「役の幅が広がっていったら面白い」

演じていて、とても面白い役でした」と笑顔を見せる。

『スワロウテイル』(96)以来26年ぶりに女優業に復活したChara、阿部とは15年ぶりの共演となる宮藤官九郎をはじめ、個性豊かな共演者が顔をそろえている。

阿部は、Charaの紡ぎだす独特のセリフ回しと唯一無二の存在感に触れ、「幸せな時間でした」と目尻を下げ、「宮藤さんに関しては、脚本家としてももう大先生で、ご自身で監督もやられてもいるのに、現場では誰よりも謙虚。その姿勢がいつもすばらしいなと思った」と絶賛。ベテランと若手が絶妙に混ざり合ったキャスティングが叶った撮影現場は、「雰囲気もとてもよかったですね。セットも『ここまで作り込んでいるんだ!』と驚くようなものばかりで、丁寧に時間をかけてものづくりができる現場。贅沢な現場で新しいチャレンジをさせてもらいました」と充実感をにじませる。

●60代も「限界を決めずに役に全力で挑んでいきたい」

1980年代から『メンズノンノ』のカリスマモデルとして活躍し、1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビューした阿部。
58歳となった今年は、水中捜査を行うスペシャリスト集団の隊長を演じたTBS日曜劇場『DCU~手錠を持ったダイバー~』、豪快な“昭和の男”に扮した映画『とんび』、ドラム演奏にトライする鬼刑事を演じた『異動辞令は音楽隊!』など、話題作に続々出演。

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