くらし情報『阿部寛、苦難の若手時代を経てたどり着いた今 60代への期待も「役の幅が広がっていったら面白い」』

2022年9月14日 18:00

阿部寛、苦難の若手時代を経てたどり着いた今 60代への期待も「役の幅が広がっていったら面白い」

と役者として花開くまでの、苦難の道のりを回顧。

「役の幅が狭かったからこそ、『こういう役もできます』ということを見せ続けていく。そうやって貪欲に臨まないと仕事がなかったので必死でしたが、だんだんとそれが楽しくなっていって。役作りも楽しくなるし、新しい役に向かうごとにいろいろなことが学べた。次第に主演を任せていただけるようになって、責任感も生まれてきた。そうやって今に至ります」と穏やかに微笑む。

自分を見つめ、悩みながら壁を乗り越えてきたからこそ、今の阿部寛がいる。60代に向かう今の心境も、「いろいろな作品に恵まれて、今年は海外で賞をいただくこともできた。
これからも、一作一作、一瞬一瞬を楽しんでいる今の状況を、変わらずに続けていきたい。さらに演じる役の幅が広がっていったら面白いなと思う。年齢を重ねたからこそできる、力の抜けたような役も演じていきたいし、そこから逆行したっていい。60代になったからといって限界を決めずに、役に全力で挑んでいきたい」と変わらず貪欲だ。「これからも見てくれる方に喜んでもらえるような作品をつくっていきたいです」と清々しく宣言していた。

■阿部寛
1964年6月22日生まれ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.