2022年10月11日 07:00
蒔田彩珠、女優業は“天職”「楽しいからこの仕事をしているという気持ちを忘れたくない」
普段のお仕事ではできない役になれるのでとても刺激的で、またやりたいなと思いました」
『僕愛』と『君愛』は並行世界をテーマにした物語で、2つの世界が絡み合い交差して、お互いがお互いの世界を支え合っている。
もし並行世界が存在したらどんな世界に行ってみたいか尋ねると「この仕事をしていない世界に行ってみたい」と回答。だがすぐに、「この仕事以外は全然想像つかないです」と言い、女優業は「天職です」と笑顔でさらりと言い切った。
●子役としてデビューしてからの転機は?
蒔田は7歳で子役としてデビュー。兄が先に子役として活動していて、「私もやってみたい」とこの世界に飛び込んだ。
最初の頃は仕事という意識ではなく「楽しいというだけだった」という。そこから、仕事としてずっとやっていきたいと思う転機となったのが、小学4年生のときに出演した是枝裕和監督演出のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『ゴーイング マイ ホーム』(2012)だった。
「初めての連ドラだったのですが、『これがお芝居か!』って初めて思ったんです。
撮影していた6カ月間ずっと自分の役と向き合っている大人の俳優さんたちを見てカッコいいな、私もこんな大人になりたいと。