独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (2) 天才型俳優・藤原竜也が生み出した、夜神月と聖地・新宿ジョイシネマ
『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた映画『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)が、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。
マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。第2回は「藤原竜也」の天才的な演技と行動について。
――夜神月役の藤原竜也さんは、どのような経緯で決まったのでしょうか。
(藤原)竜也くんは、かなり最初の方から決まっていました。
当時ホリプロのマネージメントの部長だった鈴木基之さん(現在は専務取締役)が、「夜神月は藤原竜也だ!」と日本テレビだけでなくいろいろなところにプレゼンしていたそうで(笑)。