2023年1月20日 07:00
坂口健太郎、“圧倒的な透明感”からできた主演作 齋藤飛鳥は乃木坂46卒業発表後初映画
俳優の坂口健太郎が、映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』(4月14日公開)の主演を務めることが20日、明らかになった。
同作はリアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。そこに存在しない“誰かの想い”が見える、不思議な力を持つ青年・未山(坂口)は、どこからともなく現れ、人々の心と身体を癒していく。やがて誰も知らなかった彼の秘密が明らかになっていくとき、思いがけないラストが訪れる。
『世界の中心で、愛をさけぶ』(04年)をはじめ、行定勲監督と数々の作品を作り出してきた、美術・装飾スタッフ出身である伊藤ちひろがオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めた。また主演の坂口は不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す青年・未山を、童話『幸福の王子』を彷彿とさせる柔らかくも神秘的な雰囲気で魅せる。
かつて起きたある事件がきっかけで、未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を、乃木坂46からの卒業発表後初の映画出演となる齋藤飛鳥が演じ、未山と共に生活を共にしている看護師の恋人・詩織に市川実日子、高校時代の後輩でありミュージシャンとして活動している草鹿に浅香航大、詩織の娘・美々に磯村アメリといった、個性的なキャストが名を連ねる。