くらし情報『柴咲コウ、全編フランス語でパリロケ 黒沢清監督『蛇の道』日仏共同製作でセルフリメイク』

2024年2月28日 07:00

柴咲コウ、全編フランス語でパリロケ 黒沢清監督『蛇の道』日仏共同製作でセルフリメイク

しかし、単純に黒沢清監督とお仕事したかったこと、それにプラスしてフランスや仏語に魅力を感じ、ずっと深く触れたかったという個人的な理由も絡み、前のめりでお引き受け致しました。

・フランスでの撮影を振り返り、感動したことや苦労したこと

フランス人スタッフ皆さんの黒沢清監督へのリスペクトが、現場の空気感や集中力に表れているなと思いました。
私自身はとにかく夢中で撮影のみに専念していました。苦労をあげればキリがありませんが、「楽しく毎日撮影する」という目標は達成できました。録音部・フランソワからダメ出しされないときには「よしっ!」とガッツポーズしてました笑

・フランス語・フランスでのロケ、どのように準備したか

撮影の半年ほど前から仏語レッスンを日本で受けました。当然台詞中心ですが、あまりに基礎的なところは飛ばすとどうにも応用が利きませんから、基礎的なところも含めつつ進行してもらいました。監督からは発音に関してはそんなに完璧は求めていないと事前に言われましたが、観客の方が聴いて違和感のないように、と撮影中も改善を努めました。
2ヶ月強の滞在中はキッチン付きのアパートを要望しました。
自分で食べるものの用意ができたのと、まるで役そのもののようにフランスで生活している人として街に溶け込めた気がしたのは良かったです。

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