くらし情報『愛知県三河国分尼寺の伽藍を千個の灯火で照らす「天平ロマンの夕べ」開催』

2012年9月10日 18:44

愛知県三河国分尼寺の伽藍を千個の灯火で照らす「天平ロマンの夕べ」開催

演目は「祇園精舎」、「忠度都落ち」、「忠度最期」、「敦盛最期」、「新院崩御」。

朗読と琵琶の演奏がおごそかなフィナーレを飾る。

国分寺と国分尼寺は奈良時代に聖武天皇が国家の平和と繁栄を祈るために建立を命じた寺院だ。

各国に国分寺と国分尼寺が一つずつ置かれ、当時はその国ごとで最大の建造物だったと言われている。

しかし、律令制度の崩壊に伴い国分寺、国分尼寺は廃れていった。

三河国分尼寺は大正期に発掘調査され、礎石、布目瓦がなどの出土品が発見されたことから、大正11年に国の史跡指定を受けた。

その後、昭和42年に愛知県教育委員会による発掘調査が行われ、主要伽藍の位置が判明。

平成11年~17年度にかけて保存整備事業が行われ、中門や回廊の一部を実物大で復元して現在に至っている。


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