2013年2月8日 11:08
愛知県名古屋の大須名物「ブラジルチキン」って一体どんなチキン?
この店のいいところは、店先のテラスで出来立てのチキンをそのまま食べられること。
食べやすいようにハサミで豪快にカットしてくれるのだ。
取材した日は休日だったからか、見回すとテラスのテーブルは一杯だ。
お客はブラジル人もいるし、日本人もいる。
近年メディアへの登場が多くなったので、雑誌片手に来店する人も少なくない。
チキンはテイクアウトもできるが、できれば出来立てアツアツをその場で食べてほしい。
マシンから取り出したばかりのチキンをカットすると、中の熱で湯気が立ち込め、ジューシーな肉汁が滴り落ちてくる。
チキンは丸一日下味に漬け込んであるから、全体に味がじんわり染みている。
じっくりローストされているため、外の皮はパリッと香ばしく、中はふっくら。
丸鶏なので、いろいろな部位を味わうことができるのも魅力だ。
うまみの凝縮されたモモはもちろん、あっさりした胸、ヘルシーなささみなど、食感の違いを楽しめるのがうれしい。全体に行き渡った、隠し味となるニンニクの風味も食欲をそそる。
ビールと一緒に食べれば最高だ。
ひと通りプレーンな味を堪能したらひと味プラス。
店特製のビネガーソースをかけよう(後で聞いたところによると、これは「ビナグレッチ・モーリョ」