そもそも、相手の誘いを断るということは、相手の希望をくじくことです。
相手を傷つけないように気遣うのはもちろん、できるだけ相手の希望に添えるよう、努力することも大切です」――残業を頼まれたけど、どうしても断りたいときなどは、この方法が使えそうですね。
「”今日は無理です”とただ断ってしまうより、”明日なら可能なのですが”と申し出る方が、前向きな印象を与えます」「誘いを断る上で、感謝や謝罪の言葉はとても重要です。
『残念なのですが』、『申し訳ありませんが』、『お誘いありがとうございます』など、こういった言葉を使うように意識すると、断る際の印象がグッと良くなります」――なるほど、なるべく感情をこめて伝えるようにします。
「また、一旦返答を保留にするというのも、印象をソフトにする良い方法です。
”お誘いありがとうございます。
一度予定を確認して、後ほどお返事いたします”と一旦保留にし、”予定を確認したところ、今日は習い事の日でした。実は○○教室に通っているんです。
月謝を支払ってしまいましたので……。
残念ですが今日の飲み会は不参加でお願いします”と返答すれば、”行きたい気持ちはある”と相手に伝えることができます」