【エンタメCOBS】もっと効率的に勉強する! 予習の効用
あらかじめどこが分からないかを知っておけば、授業中、先生がそこを説明するときに脳がフル回転して、理解力・注意力も高まるし、記憶にも定着しやすくなります。また、長い授業時間中ずっと集中していることは難しいですが、これなら、自分の弱いところを集中して聞くことができるというわけです」
――予習がそんなに大事だなんて、盲点でした!
「復習の時間を削ってもいいので、必ず予習をしておくことをおすすめします。授業で分かったようなつもりになって、何となく復習するよりずっと効率がいいです。問題の演習など、ある程度復習で身につけるべきこともありますが、まずは理解できなければ何にも始まりません。理解力を高めるには、予習が一番です。
これは社会人も同じ。講習などの前にはテキストや資料にあらかじめ目を通しておくとか、ネットで情報を集めておくといいですよ。
また、集中力を高める方法として、先生に質問に行くのも有効です。
わざわざ質問に行って1対1でとなると、集団の授業よりも緊張して、集中力が高い状態になるからです。通信教育や自習もいいですが、できるだけ、先生が目の前にいるほうが集中はしやすいです」
■時間を区切る・繰り返す・アナログ手法がおすすめ
――受験生などは一日中勉強しますが、どうやって集中力を持続させたらいでしょう。