2013年2月13日 15:30
【雑学キング!】もし今日死んだらどんなことで困るのか?
最近、死への準備「終活」が注目を集めています。残しゆく人を思いやり、やすらかで最高の死を迎える。それが理想なのはわかるものの、一体、何を準備すればいいのか、なかなかわからないですよね。葬儀はどうなるの?費用は?大切なデータが入ったPCをどうしよう?遺品の片づけが大変だろうな……。「もしも」のときは、いつやってくるかわかりません。そのときの準備について日本初の葬儀相談員、市川愛さんにうかがいました。
■葬儀社の見学に行って見積もりをもらっておくと安心
――自分が突然、死んでしまったら、家族はどんなことで困りますか?
「家族にご不幸があったとき、遺族がまず直面するのは葬儀の問題です。よくわからない間に流れにのって葬儀を出してしまうと、多くのケースで後悔することになります。
『もっとああしてあげればよかった』、『予算を大幅にオーバーしてしまった』など、そうならないためにも生前に葬儀社を決め、自分らしい葬儀の準備をしておくといいですよ。
そうすることで遺族に後悔をさせなくてすむようになります」
――葬儀社では見学会も催されているので、何社か見て回って見積もりをもらうのも手。葬儀社にも個性はありますか?
「最近は小規模の家族葬も人気が高いのですが、アットホームな小規模葬儀を得意とする葬儀社、大規模の葬儀を得意とする葬儀社があります。