『ウチの夫は仕事ができない』最終話あらすじ - 胸を張って言う「僕は仕事ができません」
「僕は仕事ができません」
ウチの夫は仕事ができない。第1回から司が仕事ができないようには見えなかったけれど、ただ、仕事を最優先できる人じゃなかった。
でも、何に対しても一生懸命で真っ直ぐで……そんな司を沙也加は好きになったし、周りの人を変えていったのだ。それは果たして仕事ができない人、だろうか。
■『ウチの夫は仕事ができない』最終話の見どころ - なりたい夫婦・家族像を考える
司は「男ってつらいよ」の際に、男性目線で話をしていたけれど、これはきっと女性からしてみても一緒だ。
既婚子供あり、既婚子供なし、独身……子どもが生まれるとき、自分がどんな状態かによって、意見や思うところはそれぞれ異なると思う。
仕事が好きでバリバリとこなしていれば、きっと司が言ったような将来の不安を抱くだろうし、沙也加のような立場だったら、「夫はもっと仕事がしたいのでは?」と心配するはずだ。夫婦それぞれの関係によっても違う。
司が言ったことは、ひとつの問題提起なのかもしれない。「僕はこんなふうに考えています。将来、親になるかもしれない皆さんはどうですか?」と。
夫にどうしてほしいだろう。自分はどうしたいだろう。