「存在の耐えられない軽さ」熊田曜子に学ぶ、ニヒリズム的世渡り法 【連載:ビバ!ばら色人生から学ばせて Vol.12】
先日めでたく公開となりました映画『ヘルタースケルター』。巷じゃ“ヘル助”なんて愛称で呼ばれるほど親しまれているようですね。
私のタイムラインにも1日3ツイートくらいの割合で「全蜷川が泣いた!」「一番の見どころはあゆが歌う主題歌の扱いの不憫さ」など称賛と批判の入り混じった感想が流れてきますゆえ、興行的には結構イイ線いくのではないでしょうか。
私が『ヘルタースケルター』のりりこで真っ先にイメージするのは、沢尻エリカではなく、今回コラムにご登場いただくこのお方、「出会ったら死んだふり」でおなじみ熊田曜子さんです。
だって全身整……いや、まあそのメンテナンスに余念の無いってところがね。そんな熊田さんは先日まさかの入籍・妊娠を発表したばかり。今年出産予定の女性たちを「熊田と同じ年に出産とは……!」と絶句させていました。
同じ嫌われ女でも、紗栄子さんの場合は「恨みはらさでおくべきかぁ(=イケメン野球選手と出来婚、その後多額の慰謝料と養育費ゲット、現在オシャレな私エンジョイ中とかマジ許さん)」ですが、熊田さんはもっとライトに「熊田(笑)」です。
軽い。存在がスーパーフライ級に軽いのです。
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