春になり、アウトドアが本格的に楽しめるシーズンになってきました。近年、“山ガール”が増加しているように、普段は都会で暮らしている女性たちも、休日は山でリラックスする機会が増えてきています。なかでも、気軽に山を楽しめて、心にも体にも良いと注目されているのが「森林セラピー」です。
■森林セラピーとは?昔から「森林浴」として森は親しまれてきました。森林セラピーとは、この森林浴の効果を、医学的・科学的に解明し、その人それぞれに合ったプログラムを実施することにより、より効果の高い癒し効果を得ることが目的です。
飯南町では平成18年に「森林浴」効果の生理実験を行い、一定の癒し・リラックス効果があると森林総合研究所により認められました
(実験結果はこちら)。
また、樹木が発散する揮発性物質「フィトンチッド (phytoncide)」はヒトにとってナチュラルキラー細胞の活性など免疫力向上が立証されており、がん予防効果にも期待が高まってきています。
しかし、都会に住む人が森に連れてこられたとしても、どんな過ごし方をすれば良いかわからないと思います。
そこで、森林浴の持つ癒し効果をより五感で感じられるよう、森林セラピスト・森林セラピーガイドがサポートし、心身の健康増進・疾病予防を目指す取り組みをしています。散策前後の健康チェックを実施して、より自分自身の身体に目を向けられるよう取り組んでいます。
飯南町森林セラピーでは、森の癒し効果を最大限に高めるための知識を得たガイドが同行し、普段は使う機会が少ない五感をフル活用する手助けをしてもらえます。