もっと“話し上手”になれる「テンプレップの法則」を活用しよう!
ここでひとつ例を。上司が部下にこんなことを言いました。
「この間の企画書、もっと説得力がないとダメだと思う。もう一度見直して」
やり直しが必要なことだけはわかります。でも、部下としては一生懸命作った企画書。何がダメだったのか、さっぱりわからないかもしれません。
では、これをテンプレップの法則に当てはめてみると…
「この間の企画書、ブラッシュアップしようか。(テーマ)気になった点は大きく2つ。
(言いたいことの数)
- データが足りず説得力がないこと。
- コストの見通しが甘いこと。(要点)
今の企画書のままでは、会議でこの2点が必ず言及されると思う。(理由)
説得力を増すには市場調査のデータを加え、コストに関しては初期費用しか入っていないのでランニングコストも入れるように。3日以内に直して再提出してね。(具体的な話)
もう一度まとめると、3日後までに、説得できるデータとランニングコストを追加して、再提出するように。(要点)」
あら不思議! 上司が「見直して」と言った理由も、具体的に見直す部分もわかりやすくなりました。
ビジネスシーンだけでなく、日常会話でもテンプレップの法則をほんのり意識しながら話すように心がけると、あなたの考えていることがもっとわかりやすく、伝わりやすくなるかもしれません。
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