スナック菓子の袋を開けたらつい最後まで食べてしまって…と、後悔することってありませんか?
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実は「止められない」のは、理由があったのです。
■食べ過ぎてしまう理由とは?
スナック菓子を食べ過ぎてしまうのは、お菓子に濃縮・精製された食用油や砂糖・塩を使っているのが、主な原因と言われています。
この原因については、ネズミを使った実験でも確認ができます。
ネズミに普通のえさをあげたときは、おなかがいっぱいになったところで食欲がおさまります。
しかし逆に濃縮・精製された食用油や砂糖を入れたエサを食べさせたときは、おなかがいっぱいになっても、エサを食べ続けてしまったのだそう。
濃縮・精製された食用油や砂糖・塩を使ったものを食べ続けているときの脳は、「もっと欲しい」という指令を出しています。
人間の歴史の中で、肥満に悩むことができるようになったのは、つい最近。それまでは、脂肪や脂質は生きていくために、せっせととらなくてはならないものでした。
そのため、人間は基本的に脂肪や脂質、砂糖を使ったものは「おいしい」と感じるようにできています。
砂糖や脂肪を多くとるために加工し「おいしいところだけ」を食べるような工夫をしてきてしまったのです。
スナック菓子はその代表。塩分・糖分・脂肪分を、高濃度・高純度にして作っています。
スナック菓子を食べないようにするには、買わないのが一番! ですが、何かのご褒美に食べるくらいはOKということにしましょう。
でも、一袋全部! は避けたいですよね。