条件は「楽しいこと」! 入社5年目、IT系独身女子のリアルな転職探し
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季節はいつの間にか春。オフィス見学に来た、入社予定の内定者たちを見かけて、かつての自分もあんな風に目を輝かせていたんだよなあ…と、ため息。
入社5年目のチヒロ(本人)
そろそろわたしも入社5年目になり、世に言う「アラサー」だ。こんな風に、すっかりくたびれてしまったようになったのは、いつからだっただろう。
■独身OLは全員バリキャリ志向?
Webメディアの編集の仕事もすっかり慣れ、バリバリがんばっているつもりだけれど、ふと「なんのために働いているんだっけ?」なんて思ってしまう。将来はかわいいお嫁さん、なんてタイプではないことは分かってる。
(でも、バリキャリっていうタイプでもないんだよね)
転職サイトを何気なくひらく。地域を指定して、職種やスキルを指定して…いまと同じような条件の仕事が並ぶ。働く場所だけを変えても、何の意味があるのだろうと、画面を閉じた。
(わたしにとって仕事って…なに?)
■転職条件は「圧倒的に尊敬できる人に囲まれること」!? そんな発想なかった!
もやもやする気持ちはおしゃべりで吹き飛ばすのがいちばん。
大学からの親友・ユイといつものカフェでランチすることに。前に会ったのは半年前。そういえば、ユイが転職中で不安だって落ち込んでいたっけ。
約束の時間から10分経過。新しい職場は、忙しいのかな…。
ユイ「チヒロごめん! 出かけにとった電話が長引いちゃって」
息を弾ませ現れたユイは、疲れどころか、なんだかとても元気そう。顔から笑顔があふれている。
「なんか職場、楽しそうだね。そういえばどんな仕事に就いたの?」
ユイ「それがね。弁護士事務所で事務と秘書をやってるの」
「ええー、すごい! でもユイ、法律なんて興味あったっけ」
ユイ「ないない。(笑)ないというか難しくて分からないよ~」
「じゃあ、どうして弁護士事務所?」