▲今回の共働きパパ:杉山寛さん(34歳)
GMOペパボ株式会社・プロモーション戦略グループ マネージャー。入社10年目。自社のインターネットサービスのプロモーションを、企画・分析まで行う。2015年以降はハンドメイドマーケット「
minne」のプロモーションがメインに。現在はともに働く仲間の募集に注力中。
・奥さま : 29歳。社内恋愛で結婚。いまも同じ会社で働いている。
・お子さん : 2人(6歳と4歳)
・平均帰宅時間 : 22時
【自己採点】杉山パパの「パパ力」……70点/100点
ママのコメントは文末(3ページ目)に!
※「パパ力(りょく)」とは、家事や育児へのコミット力のこと
■弁当男子がパパに! 社内夫婦円満の秘訣
【チェックポイント1:パパの自覚】
街で赤ちゃんがやたら目にとまり、パパの自覚が芽生えた
いまの奥さんとは職場で知り合いました。僕が27歳のときなので、奥さんは22歳でしたね。交際期間は半年で、いわゆる「できちゃった結婚」です。結婚願望や予定はなかったのですが、妊娠が分かったときに自然と結婚しようと思えました。
僕から見た奥さんは一見おっとりしているのですが、しっかりもの…というか、ちゃっかりしているという印象は結婚したいまも変わっていません。奥さんは現在も同じ職場で働いているので、僕が忙しいときなど、仕事に理解があるので助かっています。
――「パパ」の自覚はいつ頃芽生えましたか?
赤ちゃんが生まれて、首もすわって、一緒に外へ行くようになってからでしょうか。街の見え方が一変したんですよ。
まず赤ちゃんがとても目にとまるようになって、世の中に結構赤ちゃんっているんだなと思いました。ベビーカーが通りやすいかどうか、いつのまにかチェックしてる自分に気がついて、父親になったんだな、と思いました。
【チェックポイント2:パパの家事】
なんと元・弁当男子! 炊事の目的は「コントロール」
【杉山パパの家事分担表】
---平日---
<朝>
・登園準備
・朝ご飯を食べさせる
・保育園登園
<夜>
・食器洗い
・自分のつまみをつくる
---休日---
<昼>
・習い事への送り迎え
・掃除洗濯の手伝い
<夜>
・子供たちとお風呂入る
・寝かしつけ
――平日に朝ご飯をつくられているそうですが、毎日ですか?
毎日ではないんですが、できるときは頑張っています。簡単なものばかりですけどね。
「弁当男子」って知っていますか? 数年前に話題になった、会社に自作のお弁当をつくっていく男性のことなんですが、僕、「弁当男子」だったので食事をつくるのは苦じゃないんです。
きっかけは独身時代のダイエットです。「ダイエットには食事制限だろう!」と、自炊をはじめました。最初はベーグルなんかをつくっていたんですけど、とにかく食事を「コントロール」したくて、昼ご飯も弁当をつくって持っていくようになったんですよね。
僕は残業も多いし、当日急に飲み会に参加することもあるので、絶対に家で食べることが分かっている日しか夕飯を用意してもらっていません。
でも、じつは帰りにスーパーへ寄って、夕飯の材料を買ったりするのは楽しみなんです。
――外で食べて帰ろうとは思わないんですか?
そうですね。食事を自分でコントロールしたいので、なるべくつくるようにしています。