2016年5月23日 08:00|ウーマンエキサイト

NISAと確定拠出年金制度(DC)の上手な使い方(普通のママでもできる投資 Vol.22)


DCは、原則60歳までお金を引き出せませんが、それは逆に言えば、老後のための資金としてゆっくり運用していくことができるということです。一方、NISAは、いつでも引き出すことができます。住宅ローンの頭金や子どもの大学の入学金など、必要な時期が決まっているお金を増やしていくとよいでしょう。

なお、DCとNISAの運用は、自分の資産全体の中で考えることが大切です。
DC口座の中で、NISA口座の中でそれぞれ分散する必要はありません。

■NISAとDCを上手に運用するには、株や債券など分散して長期投資を

DCやNISAでは、株や投資信託などのリスク資産を運用するとよいでしょう。
世界の株価は、長期では経済拡大に連動して上昇してきました。資本主義が続く限り、人間の経済活動が続く限り、これからも経済は拡大していくでしょう。
ですから、目先の株価の上下を気にすることなく、ゆっくり資産を殖やしていきましょう。

毎月数万円を運用する場合、まず、

  • DCに加入できる人は、その枠をいっぱい使って外国株式のインデックスファンドを買う
  • 残りをNISAで日本株式のインデックスファンドを買う


というようにします。まだ余裕がある場合は、通常の課税口座で運用しましょう。これが、DCとNISAの上手な運用方法と言えます。

次回は、NISAの非課税期間が終ったらどうするかについてお話します。


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