キケンから子どもを守る 夏の「ドキッと体験」緊急対処法
いよいよ夏本番! 子どもが長期休みに入り、楽しいことも増える半面、危険や誘惑も多くなり、とまどうワーキングマザーたちも多いのでは。そこで、夏休みに起こりがちな「もしも」にそなえた対処法をご紹介。「学童に行きたくない!」「友達と遊びたい!」そんなときどうすればいいのでしょうか。日中さまざまなドキッとするシチュエーションを想定し、リアルに使える情報をお届けします。
いよいよ夏本番! 子どもが長期休みに入り、楽しいことも増える半面、危険や誘惑も多くなり、とまどうワーキングマザーたちも多いのでは。そこで、夏休みに起こりがちな「もしも」にそなえた対処法をご紹介。「学童に行きたくない!」「友達と遊びたい!」そんなときどうすればいいのでしょうか。日中さまざまなドキッとするシチュエーションを想定し、リアルに使える情報をお届けします。
子どもがいない! ドキッとシーンに備える親子の「迷子シミュレーション」
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そんなもしもに備えて、わたしたちママが事前にしておきたいこと、親子で「お約束」しておきたいことを、セコム株式会社IS研究所で日々子どもの安全の調査研究や啓発活動に取り組む、舟生岳夫(ふにゅう・たけお)さんにお聞きました。
■おでかけ前にしっかり準備。「迷子対策」4つのポイント
子どもから目をはなさないことが、迷子を防ぐ基本ではあります。とくにまだ大人とのコミュニケーションがじゅうぶんにとれない、歩きはじめ~3歳くらいまでは、手をつないだり、常に近くにいたりすることが大切です。だんなさまやお友だち家族など、大人が何人かいるときなら、必ず誰かがそばにいるなど複数の目を持てるとより安心です。
とはいえ、子どもの行動は予測不能で、目が行き届かないこともあるでしょう。
そこで、「万が一、はぐれたとき」のことを想定し、親が事前に準備しておくことが、大切になってきます。その4つのポイントがこちら。
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おでかけ先で、子どもが興味をもちそうな場所や危険がありそうなところなどを、事前にチェックしておきます。とくに、親が初めて行く場所は念入りに。施設であればフロアマップなどを確認し、アウトドアの場合は、水の危険や見通しの悪いところ、天気予報なども含めて、できるだけ多く情報を集めましょう。
もしものときに、子どもが誰かに渡せるよう、親の名前、電話番号などを書いたカードやメモを用意し、子どもがすぐに取り出せるポケットやポシェットの中などに入れておきます。
もしもはぐれてしまったときに備え、以下3つのお約束をしておきましょう。
・「待ち合わせ場所」
小学生くらいであれば、子どもにとってわかりやすい場所をいくつか決めておき、はぐれたらそこに来るように伝えておきます。
・「困ったときに声をかける人」
遊園地などでは係の人、ショッピングモールなら売り場のスタッフ、海やプールなら監視員などの服装を教えておきます。
・「連絡先カードを見せる」
係員には、自分と親の名前、はぐれた場所を子ども自ら伝えられたらベストですが、実際はパニックになってしまいむずかしいことも。
子どもはもちろん、親であっても、その日のお互いの服装は案外思い出しにくいものです。おでかけのときは、帽子やシャツ、スカーフの色などがわかりやすいものを身に着けるなどの工夫を。そのうえで、子どもには「ママはオレンジのスカーフをつけているよ」と、声をかけておくだけでも意識しやすくなります。
キケンから子どもを守る 夏の「ドキッと体験」緊急対処法
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