コミックエッセイ:妻の不幸を喜ぶ夫

ようやく目が覚めた…1万円を握りしめた妻の決死の覚悟【妻の不幸を喜ぶ夫 Vol.38】

妻の不幸を喜ぶ夫

妻の不幸を喜ぶ夫

ある出会いを通じて知り合ったトオルと、1年の交際を経て結婚したレイ。結婚3ヶ月目、仕事先で犯したミスを打ち明けたときに見せたトオルのほほえみに、レイは違和感を覚えて…。

優しいと思って結婚した夫は、妻を見下し、妻の不幸を喜ぶ人だった…!

1年の交際を経てゴールインした主人公のレイさんとトオルさん。しかし、結婚後3ヶ月頃から、目を輝かせて妻の仕事でのミスや失敗談を聞きたがるように…。

出産直後から、夫の実家に同居しはじめたレイさん。しかし、その生活は前途多難。トオルさんは相談しても取り合ってくれないし、義母は優しいけれど息子たちには強く言えない、義兄は何をしでかすかわからない…。

娘のためにも夫の実家でがんばらねば…と思っていたレイさん。しばらくすると、ストレスで髪の毛が抜け始め…。その姿を見たトオルさんは大爆笑。「そんな状態の君を愛せるのは僕しかいない」と愛を語るのですが、母親への電話は禁止・買い物も禁止・病院にも行かせてくれない生活に。「実家には一生帰らなくていい」という言葉に、レイさんはついに夫を敵認定したのでした。


このお話は作者・土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。個人の特定を防ぐのため、脚色を加えてあります。
■前回のあらすじ
脱毛症状は日に日に悪化し、ますます追い詰められていくレイ。意を決して「実家に帰りたい」と訴えても、トオルは心無い言葉でそれを一蹴する。その姿に、レイはようやく「トオル=敵」だと気づいて…。


ようやく目が覚めた…1万円を握りしめた妻の決死の覚悟【妻の不幸を喜ぶ夫  Vol.38】
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