くらし情報『「健闘を祈ります」の正しい使い方【ビジネスフレーズ】』

2024年1月31日 11:00

「健闘を祈ります」の正しい使い方【ビジネスフレーズ】

すこやか。多く手紙文で、「ご健勝」の形で用いる。「ご—のことと存じます」

(『デジタル大辞泉』小学館)

「健勝」は健康で元気なことを意味し、「ご健勝をお祈りします」とは相手の健康を願う時に用いるフレーズです。

「健闘を祈ります」は広い意味で「がんばってください」というエールですので、意味が異なります。

参考記事はこちら▼「健闘を祈ります」の正しい使い方【ビジネスフレーズ】
「健闘を祈ります」の正しい使い方【ビジネスフレーズ】
「ご健勝」の意味や使い方は?「ご清祥」「ご多幸」との違いや例文を解説
■「健闘を祈ります」は敬語?

「健闘を祈ります」の正しい使い方【ビジネスフレーズ】


「健闘を祈ります」は丁寧な表現ですが、敬語表現ではありません。

敬語として使う場合、「健闘」には接頭辞の「ご」をつけて「ご健闘」とします。

「祈ります」は「する」の謙譲語「いたす」と丁寧語の「ます」をつけて「お祈りいたします」とします。または、「お祈り申し上げます」とするのも良いでしょう。

「ご健闘をお祈りいたします」「ご健闘をお祈り申し上げます」とすることで、目上の人に対しても使える敬語表現となります。


■「健闘を祈ります」の使い方と例文

「健闘を祈ります」の正しい使い方【ビジネスフレーズ】


「健闘を祈ります」は、相手を応援する時に使えるフレーズです。

このままでは敬語ではないため、もし目上の人や取引先などに使う場合は、「ご健闘をお祈りいたします」

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