くらし情報『三越伊勢丹が“日本の芸術的生活”をコンセプトにパリ日本文化会館にストアをオープン。千利休、縁の素材による逸品も【Report】』

2016年10月1日 16:15

三越伊勢丹が“日本の芸術的生活”をコンセプトにパリ日本文化会館にストアをオープン。千利休、縁の素材による逸品も【Report】

常設ストアには伝統工芸品、和菓子、衣類、雑貨など日本が誇る伝統技術を用いた商品や、ポップカルチャーから生まれた発明品など、様々な角度から日本文化に触れることができる。入り口近くのコーナーにはまず、健康志向の強いフランス人に人気の日本茶や抹茶が種類豊富に並ぶ。特に抹茶はパリで大ブームとなっており、「コーヒーより抹茶派」と口にする人も少なくなく、興味津々に眺めるフランス人が多くいた。能登大納言小豆や黒豆、有機大豆など希少価値の高い石川産の豆を使用した「まめや金沢萬久」のお菓子は、九谷の里の手描きによる豆箱の一つひとつの表情の違いも魅力。また、世界トップクラスのショコラティエとして名高いジャン=ポール・エヴァン(Jean-Paul Hevin)とのコラボレーションで実現した、一保堂茶舗の抹茶を使用したチョコレートなどをはじめ、和と洋を掛け合わせた新感覚のスウィーツも楽しめる。中でも、「ジャムの妖精」と称され、パリの有名シェフの間でも一目置かれる存在であるクリスティーヌ・フェルベール(Christine Ferber)本人が作ったジャムは興味をそそる品。りんごとほうじ茶、カシスと番茶など斬新な組み合わせでフランス産のフルーツとお茶を融合させ、新生“和仏ジャム”を生み出した。

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